名古屋の中心部を流れる堀川。その堀川で「秋の堀川クルーズ」と銘打って、期間限定で観光船が試験的に運航します。果たして定期的な運航につながるのでしょうか…。

名古屋の中心部を流れる堀川。名古屋市は現在、名古屋城近くの「朝日橋」から「宮の渡し」までの区間で定期船の運航を目指しています。

これまで堀川では期間限定のイベントなどで一部の区間で観光船が運航し、人気を集めていました。しかし、船が定期的に運航する上で、「水位が上がると橋の下を通れなくなってしまう」という問題が…。

名古屋市中区の巾下橋。この橋は水面までの距離が近く、潮が満ちて水位があがると、大きな船は通れなくなってしまう恐れがあるといいます。

そこで考えられたのが10人乗りの小型船への乗り換え。

朝日橋から納屋橋までの間を小型船で運航し、納屋橋で屋根付きの観光船へと乗り換えをするというのです。実際に記者が小型船に乗ってみました。

(記者リポート)
「風が心地よく紅葉も近くでみられます」

そしていよいよ巾下橋に差し掛かると…。

(記者リポート)
「声がこもってしまうほどの高さです…」

小型船では通過することができました。

名古屋市は、この週末など4日間「秋の堀川クルーズ」と銘打って、大・小2つの船を運航させる予定。乗り継ぎに伴う課題などを洗い出し、名古屋城の木造天守閣再建に合わせ定期船の運行を目指します。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00005785-tokaiv-l23
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