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「元気です 北海道号」運行
2018年11月17日 10時56分北海道地震

地震で落ち込んだ観光客を呼び戻そうと、JR北海道は観光をPRする臨時列車「元気です北海道号」を運行させ、札幌市内の始発駅のホームは乗客や鉄道ファンでにぎわいました。

「元気です北海道号」は、以前、リゾート列車として運行していた車両を使い、日帰りで札幌市内とリゾート地のニセコ町を結びます。

乗客はJR北海道が企画したツアーに参加する家族連れなどおよそ190人です。午前7時半すぎ、苗穂駅のホームで出発式が開かれ車体に「元気です北海道号」と書かれた列車が姿を見せると、乗客は間近で眺めたり写真を撮ったりしながら乗り込んでいました。

そして、駅長の号令とともに見送りの人たちや鉄道ファンに見守られながら出発しました。乗客たちは途中、停車駅で特産品を購入できるほか、ニセコ駅に到着したあとはバスで道の駅や牧場などの観光地を巡ります。

妻と一緒に乗車した82歳の男性は「天気がよくて安心しました。北海道に観光客が戻ってくるよう少しでもお手伝いになれば」と話していました。