中経連=「中部経済連合会」は、ベンチャー企業を育成するため、大学や行政などとともに名古屋市内に「イノベーション拠点」と呼ばれる起業家を支援する施設を来年度、開設することになりました。

東海3県を含む中部圏では、大学のビジネススクールや起業家が交流する場が首都圏や関西などと比べて少なく新たな技術やサービスを生むベンチャー企業を育成する上で課題となっています。

こうしたことから、中経連では、中部圏でベンチャー企業を立ち上げた人や起業を目指す人を支援する「イノベーション拠点」と呼ばれる施設を来年度、大学や行政などとともに、名古屋市内に開設することになりました。

この施設では、シェアオフィスや、起業家どうしの交流スペース、それに経営の専門家がアドバイスを行う相談窓口などがあり、国内では、福岡や大阪などにすでに設置されています。

中経連では、今後、運営方法や入居先などの検討を進めた上で、来年3月に拠点の整備案を公表することにしています。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20181124/0002015.html