全国でインフルエンザワクチンの需給が一時的に逼迫(ひっぱく)しているとして、厚生労働省は、
製造会社と卸売業者に対し、ワクチンの在庫管理と流通を改善し、医療機関への安定供給に努めるよう、協力を要請した。

 厚労省によると、今冬のインフルエンザワクチンの生産量は約2720万本。例年の需要量より約100万本多く、全体でワクチンが不足することはない。

 ただ、ワクチンの需要は11月下旬から12月上旬にピークを迎えるため、現在、一時的に供給が行き渡りにくい状況だという。
厚労省予防接種室は「12月第2週頃には、供給が増えて、問題は解消する見通しだ」と説明している。

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