愛知県内で唯一のスキー場、豊根村の茶臼山高原スキー場で、12月下旬のオープンに向けて人工の雪を降らせる準備作業が始まりました。

標高約1200メートルにある茶臼山高原スキー場は、愛知県内唯一のスキー場ですが、天然の雪だけでは足りないため、毎年、人工降雪機を使ってゲレンデづくりをしています。

本格的なスキーシーズンを前に、3日はスキー場の担当者6人が7台の人工降雪機に専用のホースをつないでエンジンの調子や細かい霧状の水を吹き出すノズルの状態を確認しました。

スキー場では、夜間の気温が氷点下2度以下になると人工降雪機を使った雪作りを本格的に始めるということですが、茶臼山高原は3日朝の最低気温が5度で、初雪もまだ観測されていません。

「茶臼山高原スキー場」の田邉大貴さんは「今週末に冷え込む予想が出ているので雪作りを行って、スキー場開きに間に合わせたい」と話していました。

茶臼山高原スキー場は、12月22日にオープンする予定で、来年3月中旬までの期間中、例年並みの約6万人の人出を見込んでいます。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20181203/0002160.html