架空請求で1000万余詐欺

http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20181204/1090003356.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

宇都宮市の40代の男性が、携帯電話に届いたメールの連絡先に電話をかけ、
「あなたはネット上にウイルスをばらまいている。裁判を回避する費用が必要だ」
と言われたのを信じ込み、現金など1000万円余りをだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査を始めました。

警察によりますと、先月11日、宇都宮市に住む42歳の男性会社員の携帯電話に
「インターネット登録料が納められていません」というショートメールが届きました。
男性がメールにあった連絡先に電話をかけたところ、ネットショップの店員を名乗る男から
「登録料を支払わないと裁判になる」と言われ、指示に従って、130万円分の電子マネーを
コンビニエンスストアで購入して送りました。

このあと、男性の携帯電話に別の「セキュリティ協会」を名乗る男から電話があり、
「あなたはネット上にウイルスをばらまいている。旅行会社が起こした損害賠償裁判を回避するため費用が必要だ」
などと言われ、東京都内の指定された住所に宅配便で現金900万円を送りました。

その後、男性は警察に相談し、1000万円余りをだまし取られたことが分かり、
警察が詐欺事件として捜査を始めました。
男性は銀行で現金を引き出す際に、担当者から「詐欺ではないか」と声をかけられましたが、
「急がなければと焦り現金を送ってしまった」と話しているということです。

12/04 11:42