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「猫城主」活躍のためには何が必要? 岡山 高梁
2018年12月6日 14時11分

城に住みついたネコが岡山県にいます。観光客からは「猫城主」と呼ばれ人気です。地元では“末永く「招き猫」として活躍してもらいたい”といろいろ知恵を絞っています。

岡山県高梁市にある備中松山城では7月の西日本豪雨のあとに3歳のオス猫が住みつきました。

「さんじゅーろー」と名付けられたこの猫、地元では「猫城主」と呼ばれ、観光客の人気を集めています。

豪雨で落ち込んだ観光客の回復に一役買った「招き猫」にできるだけ長く活躍してもらおうと市の観光協会は話し合いの場を持ちました。招かれたのは市内で動物病院を営む獣医師。ネコにとって暮らしやすい環境などを学ぶためです。

獣医師からは、決まった時間に餌を与えて生活リズムを守ること、なるべく広いトイレを2か所以上つくることが大切だとアドバイスされました。

「さんじゅーろー」は休養のため、いまは観光協会の事務所で過ごしていますが、今月20日ごろからは再び「猫城主」としての務めを果たす予定です。

高梁市観光協会の相原英夫事務局長は「『さんじゅーろー』が安心して過ごせる環境を整え、地元の魅力の1つとして全国に発信していきたい」と話していました。

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