【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は8日、フランスのマクロン政権に対する抗議デモが激化していることに関し、ツイッターで「悲しむべき事態だ」と述べ、「愚かで極めて高くつくパリ協定をやめ、減税して国民に還元するべきだ」と主張した。

 フランスでの抗議デモは、マクロン政権による気候変動対策の温室効果ガス削減に向けた措置として燃料税の引き上げを表明したのが発端。一方、トランプ氏は昨年6月、気候変動防止の枠組みである「パリ協定」からの離脱を表明しており、自身の決定は間違っていなかったと訴える狙いがあるとみられる。

2018.12.9 15:57
産経ニュース
https://www.sankei.com/world/news/181209/wor1812090010-n1.html
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