12/09 16:30 更新
札幌の画像制作会社フレンセルが作るキャラクター「みっちりねこ」の人気が首都圏を中心に広がっている。今年初めから1分間のアニメを東京のローカルテレビ局で放映しており、認知度が高まった。フレンセルはバーチャル歌手「初音ミク」のような、道内発の有名キャラクターに育てたい考えだ。

 みっちりねこは2012年にフレンセルが雑誌に4こま漫画の連載を始めたキャラクター。ほんわかした表情のネコをモチーフにした癒やし系キャラだ。

 女性や子供を主な対象に、ゲームアプリや、動画配信サイトなどにコンテンツの展開を拡大。バンダイ(東京)やイオン(千葉)など大手企業とも組んで、ぬいぐるみや衣服などのキャラクターグッズを販売した実績もある。

 広告代理店の博報堂(東京)や吉本興業(大阪)など6社とアニメーションなどの製作委員会を立ち上げ、今年1月から東京MXテレビで1分間のショートアニメを放映しており、認知度は首都圏で先行。動画配信サイト「ユーチューブ」で見られる映像の視聴数は1100万回を超えた。今年の関連売上高は6億円に達する見通しだという。

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https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/256099
http://www.mitchiri-neko.com/images/top_img_1308.png
https://m.youtube.com/watch?v=lAIGb1lfpBw