日経平均大引け 大幅反落、459円安 米中摩擦を懸念
2018/12/10 15:08
https://www.nikkei.com/article/DGXLAS3LTSEC1_Q8A211C1000000/?nf=1

10日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落した。前週末比459円18銭(2.12%)安の2万1219円50銭で終え、10月29日以来の安値を付けた。前週末に米政府高官から90日の期限内に米中貿易交渉で合意できなかった場合には、中国製品に対し追加関税を課すとの発言が相次いだ。米中貿易摩擦が激化するとの懸念から、7日の米株式相場が大きく下落。貿易問題が世界景気の減速につながるとの警戒で、10日は中国などアジア株が全面安となったことも投資家心理を冷やし、中国関連を中心に幅広い銘柄に売りが出た。

東証1部の売買代金は概算で2兆2704億円(速報ベース)だった。