0001かばほ〜るφ ★
2018/12/10(月) 18:06:09.34ID:CAP_USER9「いわゆるネットいじめの抑止力になる」と、専門家は話しています。
インターネットの掲示板に匿名で、いじめ被害者の名前を書き込んだ人物の情報を開示するよう、
東京地裁が通信各社に命じる判決を言い渡しました。
少年へのいじめは、中学に入って間もなく始まりました。
「しねかす」
LINEには、そんなメッセージが届き、靴の裏にも「しね」と書かれました。
埼玉県川口市立戸塚中学校。サッカー部内でのいじめでした。無視されたり、
仲間外れにされたり・・・。暴力も振るわれました。
「顔をたたかれたり、ボールを当てられたり。シャツの後ろの襟をつかまれ、
引きずり回されて倒されて、みんなに笑われた。とても嫌だった」(いじめを受けた少年)
やがて少年は不登校に。自宅で手首を切り自殺を図りますが、未遂に終わりました。
少年は顧問に助けを求めますが、顧問は「連絡ノートの書き方が悪い」と、逆に頭をたたきました。
学校の不適切な対応。教育委員会もなかなか調査を始めませんでした。
その後、ようやく立ち上がった第三者調査委員会が、いじめを認め、学校側の対応について
問題点を指摘しました。しかし、少年と母親は、もう一つの戦いを強いられていたのです。
「被害者ヅラ息子の虚言癖」
インターネットの掲示板への匿名の書き込み。
「匿名だと対処のしようもない。本当に卑怯というか」(母親)
学校内で伏せられている少年の名前も、さらされました。
「精神的に不安定になってしまって、外にも全く出られなくなってしまった」(母親)
母親によると、2か月後にようやく学校側は全校生徒に注意しました。それでも書き込みは止まらず、
少年と母親は、通信各社に書き込んだ人物の名前や住所の開示を求める裁判を起こしました。
そして10日、東京地裁が投稿は「プライバシーを明白に侵害する」として開示を命じました。
「やっと一つ、一歩進んだかな」(母親)
いじめ問題に絡んで、匿名のネットへの書き込みに対して情報開示を命じる判決は初めてではないかと、
専門家は話します。
「ある意味で画期的。ネットいじめが急激に増えていますし、
いじめ防止などへの非常に大きな第一歩」(教育評論家 尾木直樹さん)
今後、母親は特定された人物に対し、損害賠償を求めていくとしています。
TBS Newsi
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3545666.html