住宅火災で10棟前後延焼 3人重体 新潟 佐渡
2019年1月2日 5時50分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190102/k10011765511000.html

2日午前4時前、新潟県佐渡市で住宅から火が出て燃え広がり、消防によりますと、午前5時半の時点で10棟前後に延焼し、男女合わせて3人が意識不明の重体となり病院に運ばれました。火の勢いはおさまっておらず、消防が消火活動を続けています。
2日午前3時44分ごろ、佐渡市両津夷で「家が燃えている」と、住民から消防に通報がありました。

消防によりますと、午前5時半の時点で住宅や店舗など10棟前後の建物に延焼し、男女合わせて3人が意識不明の重体となり病院に運ばれました。

また警察によりますと、火が出たとみられる住宅に住む高齢の男女2人と帰省中とみられる男性1人の合わせて3人と、連絡が取れなくなっているということです。

消防によりますと、午前5時半の時点で火の勢いはおさまっておらず、消防車14台が出て消火活動を続けています。

現場は、佐渡市の両津港に近い住宅や店舗が密集している地域です。
近所の住民「火の勢い強い」
2日午前4時20分ごろ、新潟県佐渡市の火事現場に近いビルの屋上から撮影された映像では、建物の屋根から炎が激しく上がり、黒っぽい煙が風に流されて広がっています。

また午前4時40分すぎに撮影された映像では、炎がさらに激しく上がっていて、建物に向かって放水が行われている様子も写っています。

映像を撮影した近くに住む会社員の男性は「火事の情報を聞いて、外を確認したら近くの建物が燃えていました。数棟の建物が焼けているように見えました。火の勢いは強く、消し止められるまでに時間がかかるのではないかと感じました」と話していました。