竹下通り暴走で逮捕の男、奇声や発射音も=大阪で祖母と同居
2019年01月03日18時47分

殺人未遂容疑で逮捕された日下部和博容疑者(21)は大阪府枚方市で育ち、最近は寝屋川市で祖母と同居していた。
祖母の家からは、奇声や運動会で使うピストルを発射したような音が聞こえたこともあったという。

祖母の知人女性(82)によると、同容疑者は枚方市内で両親らと暮らしていたが、数年ほど前から祖母宅に身を寄せるようになった。
「東京の学校へ行く」と言って1度は家を離れたものの、1年ぐらいで戻り祖母と同居していた。

昨年秋ごろから「あー」という奇声を何度も聞き、事件直前の年末ごろまで続いたという。
女性は「声がやんだと思ったら事件が起きた。(祖母は)自分に何かあっても孫がいるから安心だ、と言っていたのに」と声を詰まらせた。

近くに住む会社員の女性(54)は昨年夏ごろ、「パンパンパン」という、運動会のスタートの際に鳴らすピストルとみられる音を1カ月ほど続けて聞いた。
「わー」と、メガホンで叫んだような声が聞こえたこともあったという。

昨年春ごろからは、日下部容疑者が住んでいたとされる祖母宅2階の電気が一日中ついている日も。女性は「引きこもりなのかなと思っていた」と話した。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2019010300401&;g=soc