芸術の森公園の彫刻に複数の傷

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20190104/1040005247.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

県立美術館がある甲府市の芸術の森公園に展示されているブロンズ彫刻1体が、
とがった金属のようなもので傷つけられているのが見つかり、警察が器物損壊の疑いで捜査しています。

傷つけられているのが見つかったのは、県立美術館がある甲府市貢川の
芸術の森公園の屋外に展示されているブロンズ彫刻、「リトル・バード」です。
コロンビア人の芸術家、フェルナンド・ボテロ氏が製作した高さ1メートル30センチの
丸くふくよかな鳥の像で、県が平成2年におよそ6600万円で購入しました。

県立美術館によりますと、3日午前9時頃、清掃中のスタッフが異変に気付いたということで、
作品の顔や胴体部分にとがった金属のようなもので引っかかれたような傷が複数つけられていて、
長さは30センチに及ぶものもありました。

先月23日の朝に清掃が行われた際には傷はなかったということで、県立美術館は4日、
警察に被害届を提出し、警察が器物損壊の疑いで捜査しています。

公園にはほかに14体の彫刻が展示されていますが、これまでに被害は確認されていないということです。

県立美術館の高野早代子学芸員は
「こういうことは初めてでとてもショックです。作品を傷つけず大切にしてほしいです」
と話しています。

01/04 17:11