1/5(土) 8:46配信
Web東奥

 2018年の青森県内の交通事故死者数は45人で、前年より3人増えたことが4日、県警のまとめで分かった。うち飲酒運転事故による死者数が12人(前年比10人増)と直近5年間で最も多かった。交通事故の発生件数は2966件(前年比292件減)、負傷者数は3649人(前年比373人減)で、現行の統計方法になった1966年以降で2番目に少なくなった。

 県警交通企画課によると、死亡事故の件数は39件と前年から3件減ったが、複数人が死亡した事故が3件あったため、死者数が2年ぶりに増えた。

 65歳以上の高齢者が事故に遭うケースが多く、死者のうち29人(前年比6人増)と全体の6割以上を占めたほか、最も過失が重い第1当事者となった死亡事故が12件あった。

 同課の其田智次長は「飲酒運転の取り締まり強化や根絶機運の醸成活動のほか、高齢者ドライバーに向けては、自動ブレーキなど安全運転サポート車の普及啓発や実車による安全運転教育、免許を自主返納しても生活しやすい環境づくりの推進などを行っていく」と話した。


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