大阪府四條畷市は15日から市役所窓口での住民票などの証明書の発行手数料について、2次元バーコード「QRコード」を利用しての決済を導入する。市民らの利便性を高めるとともに、職員の現金を扱う負担軽減などの業務効率化も図る。市によると、自治体でQRコード決済を導入するのは全国初という。
 QRコード決済に対応しているのは「amazon pay」のみで、窓口で市民がQRコード画面を見せると、職員が市のタブレットでQRコードを読み込み、決済する。手数料の間違いの防止や、利用者数や金額の管理がしやすくなるというメリットが期待できるとしており、今後、決済に利用できるアプリの種類は増やす予定。

対象となっているのは、住民票や、印鑑登録、戸籍など証明書の発行手数料で、納税や保険料の納付は含まれていない。市は「試行的に対象をしぼって始めるが、利用状況などを見て、対象の拡大を検討していきたい」としている。

2019.1.15 07:49
https://www.sankei.com/smp/west/news/190115/wst1901150007-s1.html