インフル患者213万人 過去最多の昨冬に迫る


 厚生労働省は25日、14〜20日の1週間に報告されたインフルエンザ患者が
1医療機関当たり53.91人だったと発表した。過去最多となった昨冬ピークの
54.33人に次ぐ多さ。医療機関を受診したのは全国で約213万人(推計)で、
前週から50万人近く増えた。学級閉鎖や関連が疑われる死亡例の報告も
相次ぎ、流行が加速する勢いだ。

 1機関当たり30人超となる「警報レベル」は青森、秋田、島根を除く
44都道府県に及んだ。秋田県の特別養護老人ホームで死者が出るなど、
各地の病院や施設で集団感染が発生。感染者が線路に落ちて電車に
はねられる事故も起きた。


一般社団法人共同通信社(2019/1/25 19:22)
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