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びわ湖 定期船が何かと衝突 9人手当て
2019年1月28日 23時22分

28日夜、滋賀県のびわ湖にある島から対岸に向かっていた定期船が出港直後に何かと衝突し、乗っていた11人のうち9人が病院で手当てを受けています。警察によりますと、いずれも意識はしっかりしているということです。

28日午後7時半すぎ、滋賀県のびわ湖にある近江八幡市の沖島を出て対岸の堀切港に向かっていた定期船の乗客から「船が事故を起こしてけが人がいる」と消防に通報がありました。

警察によりますと、定期船は沖島の港を出た直後に何かと衝突しましたが、けが人を病院に搬送するために堀切港まで自力で航行したということです。

警察や消防によりますと、当時船には船長1人を含む20代から60代までの男女11人が乗っていて、このうち9人が頭や胸などを打って病院で手当てを受けているということです。

詳しいけがの状況はわかっていませんが、いずれも意識はしっかりしているということで、警察は29日、沖島に渡って事故の詳しい状況を調べることにしています。

沖島はびわ湖にある島の中で唯一、人が住む島で、警察によりますと、定期船は全長15m余り、乗客の定員が50人で、一日に10便余りが運航しているということです。