※夜の政治スレ

 参院で6日に始まった予算委員会では、国民民主党は外交や消費増税、児童虐待など幅広い分野で政府に政策論争を挑んだ。立憲民主党は統計の不適切調査問題追及に集中し、スタンスの違いが浮き彫りになった。

 両党は衆院では質問作りで協力し、5日の衆院予算委では両党議員は4人続けて統計問題に質問時間の大半を費やした。しかし、参院では抵抗路線の立民に対し、国民が提案路線を掲げ、アピール合戦をしている。

 背景にあるのは、参院の野党第1会派の座を巡る対立だ。所属議員数は27人で並んでおり、野党陣営の主導権争いは決着していない。参院予算委の運営では、立民が野党を代表して与党と交渉する野党筆頭理事ポストを得る一方、質問する順番では国民を優遇することで折り合い、6日の予算委では国民の足立信也氏が最初の質問者を務めた。

読売新聞 2019年2月7日
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190207-OYT1T50003/