※週末政治

自民党の谷垣禎一前幹事長は10日の党大会でスピーチした。幹事長在任中だった2016年7月の自転車事故に触れ「突然仕事ができなくなり、大変迷惑をかけたことをまず何よりおわびしたい」と語った。「世界のどこを見ても大きな変動に見舞われている。日本は新しい道を切り開いていかなければならない」と選挙に勝利し政治を安定する必要性を強調した。

谷垣氏は自転車事故で頸髄を損傷し、政界引退後もリハビリを続けている。スピーチには車いすに座りながら臨んだ。安倍晋三首相(党総裁)は演説で「野党時代の3年3カ月、当時の谷垣総裁のリーダーシップがあったからこそ、団結し、苦しい時を乗り切り、政権奪還に備えることができた」とたたえた。

2019/2/10 12:27
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41134180Q9A210C1000000/