2019年2月12日 21時39分
朝日新聞デジタル

 前を走る車に刃物をちらつかせて運転をあおったとして、福島北署は12日、福島市瀬上町、自称除染作業員元木之夫明容疑者(53)=道路交通法違反(酒気帯び運転)で逮捕=を暴力行為等処罰法違反の疑いで再逮捕し、発表した。

 「刃物で脅迫したことは間違いない」と容疑を認めているという。

 署によると、元木容疑者は10日午前11時10分ごろ、福島市本内の国道4号で軽乗用車を運転中にカッターナイフを持った右手を窓越しに外に出し、前を走る福島市の男性(48)を脅迫した疑いがある。

 元木容疑者は男性の車との車間距離を詰めるなど約5キロにわたるあおり運転を繰り返していたといい、男性の車に同乗していた妻が110番通報。同市飯坂町平野の福島北署前まで来たところ、署員が元木容疑者の車を止め、職務質問した。呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたため、同署が道交法違反の疑いで現行犯逮捕していた。(小手川太朗)

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