悪質な業者は取り締まる必要があるが、
引用やら 公益性のある行為の規制まで規制が 及ばないようにしないといけない。

たとえば、ツイッターでは、漫画の画像をよく見かけるが、
法的に見れば、そういうつぶやきをリツイートしただけであっても、
権利者がその気になれば、訴えることができるわけだろ。

ほとんどのネチズンにとっては、これは容認しがたいことだろうし、
これによって、ネットの言論が萎縮していくとどうなるかだよ。

なのに、アニメ顔のツイッターアカウントが、こぞってこの話題をリツイートし、
大企業の権益を必死で主張している様は、何とも異様に映る。

絶対にオレたちだけは摘発さないという、彼らの自信はどこから来るのだろうか。

出版やらマスメディアというのは、ごく一部の特殊な人たちによるもので、
この人たちがいくら儲けようが、大多数の人たちにとっては、利益にならないわけだから、
類似性の争いみならず、海賊版のような行為でさえ、 容認するような言論が一般に言われていたりする。

こないだの万引き犯が、「金を払うのがもったいなかった」とかいっていたが、
それは言い過ぎにしても、金を払ってまで読みたいようなものが
滅多にないというのが、背景にはあるんじゃないだろうか。

まあ個人的な印象だけれども、
低年齢向けの漫画でさえ、過度に政治的だったり、押し付けがましいものが多く、
庶民へのイヤミだとか、このように思ってほしいという強引な展開が多いと感じる。

精神的な公害には規制法がないから、やりたい放題なんだろう。

自分で書いた漫画の原稿を、出版社に持ち込んだとしても、
いいとこ、参考にされるのがオチであるといった、
一般の人は参加できない閉鎖的な世界だから、このようなことになるんだろう。

いか。