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【ソウル聯合ニュース】日本による植民地時代に起きた独立運動「三・一運動」と大韓民国臨時政府樹立から今年で100年を迎えることを記念し、世界各地の韓国の在外公館で記念行事や祝賀レセプションが行われる。韓国外交部が19日伝えた。

 各地の韓国大使館や総領事館など49の公館で独立運動の史跡探訪、専門家による講義、学術セミナー、写真展、映像上映、パンフレット発刊など64事業が推進される予定だ。

 また7月には各界の若者の代表100人が中国にある臨時政府の跡地を列車で巡回し、韓中の民間交流を進める「韓中友好キャラバン」が行われる。

 在日韓国・朝鮮人が多く暮らす京都府宇治市のウトロ地区への記念館建設も今年から3年かけて進められる。

 同地区は戦時中に飛行場建設のため動員された労働者らが暮らし始めたエリア。土地所有者が立ち退きを求め、住民が居住地を失う危機に直面したが、韓日の市民団体や韓国政府などの支援により住民は強制退去を免れた。記念館の建設はこのような経緯を記録するためのものという。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版