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2019/02/22(金) 05:55:36.10ID:103X0YuP9浜松市は天竜材の販路拡大に取り組み、ブランド化や認知度を高める施策を推進している。天守閣復元事業には大量の木材が調達されるため、名古屋市に活用をアピールしていた。
落札されたのはいずれも樹齢百二十年から百五十年ほどで、幹の直径が五十センチを超える逸品。
天竜地区は国際基準を満たした森林管理を示すFSC認証の森林面積が約四万五千ヘクタールあり、市町村で全国一の規模。
市によると、復元事業の関係者が視察に訪れ、市産のヒノキの質を「粘りが強く、構造材に適している」と高く評価した。この日落札されたのもいずれも認証材。
この日は落札を受けて同事業所でセレモニーがあり、鈴木康友市長は「名古屋城に市のヒノキを使ってもらえるのは望外の喜び」とご満悦。
名古屋市の河村たかし市長も駆け付け、「切り口を見るとべっぴんさん。百五十歳のお嬢さんを名古屋に嫁にもらうということだ」と関係者に感謝した。
名古屋城は一六一二年、徳川家康の命で築城された。一九四五(昭和二十)年に太平洋戦争の空襲で焼失し、現在の名古屋城は五九年に鉄骨鉄筋コンクリート造りで再建された。焼失前の実測図などを基に、名古屋市が木造復元事業を進めている。
(原一文、宮沢輝明)
競り落とされたヒノキを見る鈴木康友市長(左)と河村たかし市長=20日、浜松市浜北区で(宮沢輝明撮影)
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