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日本を訪れた中国人観光客が旅行中に楽しんだ食事やユニークな体験を自慢しあう大会が中国南部の広州で開かれました。

この自慢大会は日本旅行のリピーターが感じた日本の魅力を多くの人に共有してもらおうと日本政府観光局が開き、50人あまりが参加しました。

最初に自慢話をしたのは中国版のツイッター、ウェイボーで旅行情報を発信し、フォロワーが210万人いる女性で、伊勢神宮などを訪ねたときの体験を披露しました。

神社のお参りのしかたや現地で堪能した松阪牛や伊勢えびの味わいを動画などを使って紹介しました。

参加した人たちは続いて食や運動など5つのテーマで交流会を行い、沖縄でサイクリングをしながら撮影した映像や、各地の観光名所で集めたスタンプさまざまなデザインのマンホールの写真などを見せ合ってユニークな体験を自慢しました。

先月、全国高校サッカー選手権を見るために日本を訪れたという30歳の会社員の男性は「青春の熱血的な雰囲気を感じていい思い出になりました」と話していました。

日本政府観光局の尾崎健一郎さんは「買い物だけでなく文化や自然、美食など日本ならではの体験をしたいというニーズが高まっている。情報を交換しあって幅広い地方に行ってほしい」と話していました。