たまたま
https://jp.sputniknews.com/opinion/201902275974303/

北朝鮮は対日本で韓国と1つになれるか

2019年02月27日 22:06
(アップデート 2019年02月27日 22:08)

アンドレイ オリフェルト

3月1日の朝鮮半島独立運動100周年は、韓国で広く祝われる予定になっており、民族的精神の高揚の素晴らしいきっかけと、日本の植民地主義に対する闘争の共通の歴史に基づいた北と南の統一に向けた1歩になる可能性があるはずだった。だが、これは実現しない。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)側が、韓国側との何らかの共同行事に参加することを拒否したからだ。それにもかかわらず、北朝鮮と韓国の両政府は、日本政府に対する統一した路線を堅持していく公算が大きい。そして、ここでの問題はかつての本国に対する朝鮮半島の人々による敵意にあるというよりも、非核化の問題に関する日本政府の立場にある。

スプートニク日本

慶南大学・極東問題研究所の金東葉教授はスプートニクに対し、「3月1日の祝日を祝う共同行事への参加を北が拒否することは予想されていた。南と北では、独立運動の役割に対する見方がかなり大きく異なっており、両国の立場を近づけることは困難だ」と述べ、「だが仮に、日本が米国の官僚の立場を堅持し続けるならば、北朝鮮政府にとって日本政府との何らかの交渉に入る必要性は全く生じない」と指摘している。
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