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迷信深い中国人乗客、機体エンジンに硬貨投げ入れる 被害額14万元
災害・事故・事件
2019年02月27日 07:42
(アップデート 2019年02月27日 10:48)

中国の雲南祥鵬航空(ラッキーエア)が所有する機体のエンジンに、乗客が硬貨を投げ入れる事件が発生した。英デイリー・メールが報じた。
スプートニク日本

迷信深い28歳の中国人男性は、妻子とともに中国安徽省安慶市から雲南省昆明市に向かう予定だった。男性は安全な空旅を祈願し、1元硬貨2枚を離陸前の機体のエンジンへと投げ入れた。

専門家は「硬貨を飛行機のエンジンに投げ入れるのは大変危険な行為だ。乗客を深刻な危険にさらすことになる。飛行中にエンジンが停止する可能性がある」と説明している。
安全確認のため、当日のフライトはキャンセルされた。乗客162人の遅延補償を含め、ラッキーエアはおよそ14万元(およそ231万円)の損失を被った。ラッキーエアは男性を刑事告訴している。

なお、男性は逮捕され、当局に7日間拘束された。