27日、対馬市の沖合で、巻き網漁をしていた漁船のロープを巻き上げる機械に船長が巻き込まれて死亡する事故があり、海上保安部は事故当時の状況を詳しく調べています。

27日午後5時すぎ、対馬市の南西の沖合およそ90キロのところで、巻き網漁船の船長から「仲間の船にけが人がでたようだ」と海上保安庁に通報がありました。

佐世保海上保安部は巡視船で現場に向かいましたが、海上のしけのため救助が難航し、通報からおよそ6時間後に、巻き網漁を行っていた漁船「33亜津」の船長で、佐世保市小佐々町の濱田雄大さん(42)が、船首に設置されたロープを巻き上げる機械に上半身を巻き込まれていたところを救助しました。

濱田さんは首の骨が折れるなどしていて、その後、救急隊員によって死亡が確認されました。

佐世保海上保安部によりますと、濱田さんは1人で作業していたと見られるということで、事故当時の状況を詳しく調べています。

02月28日 10時53分
長崎 NEWS WEB
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