水門が突然全開 大量の水が放流

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20190228/1010007813.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

27日夕方、諏訪湖から天竜川へ流れる水の量を調節する水門のゲートの一部が
突然、全開になって大量の水が放流され、川では一時、水位が1メートル70センチほど上昇しました。
けが人などはいませんでしたが、県が原因を調べています。

27日午後5時ごろ、諏訪湖から天竜川へ流れる水の量を調節する唯一の水門「釜口水門」で、
6つあるゲートのうち2つが全開になっているのを職員が見つけました。
これに伴って水が一気に天竜川に放流され、水門に近いところでは一時、水位が
1メートル70センチほど上昇したため、水門を管理する県は、被害が出るおそれがあるとして、
関係機関にいつでも出動できるよう待機を求める警報を出しました。

県の職員が機器を操作してゲートを閉じようとしたものの反応せず、機器が使えるようになるまでの
およそ1時間半ほどの間、諏訪湖から大量の水が流れ続けました。
県によりますと、けがをした人などの被害の情報はないということです。

「釜口水門」では27日、ゲートを操作する機器を交換する工事が行われていたということで、
県は、工事中に何らかの不具合が起きた可能性があるとみて原因を調べています。

「釜口水門」を管理する県の諏訪建設事務所の丸山義廣所長は
「下流の住民の方々にご心配をおかけして申し訳ございません。原因を究明して対策を講じていきます」
と述べました。

02/28 17:54