政府は1日の閣議で、深海の海洋生物の生態系保護に向けて、海底の開発を制限する自然環境保全法の改正案を決定した。「沖合域」と呼ばれる水深200メートル超の領海や排他的経済水域(EEZ)で、鉱物の採掘や底引き網漁を規制できるようにする。
 改正案は、沖合域の海底を対象にした自然環境保全地域制度を創設。海山や海溝などを念頭に、海底の形を変えるような行為について、許可制と届け出制の2段階で制限する。(2019/03/01-08:41)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019030100369&;g=soc