【ソウル共同】旧日本軍による従軍慰安婦問題を巡り、韓国と北朝鮮の元慰安婦の姿を撮影した写真展が6日、ソウル市内で始まった。11日まで開かれる。植民地支配下の朝鮮半島で起きた1919年の三・一独立運動から100年を迎えたのに合わせ、南北双方の被害者の記録を継承しようとの考えから企画された。

 北朝鮮側の写真は日本人ジャーナリストの伊藤孝司さんが、韓国側は韓国人ジャーナリストで映画監督の安海龍さんが撮影した。両氏とも90年代前半から取材を続けてきた。写真には二十数人の元慰安婦が登場するが、ほとんどが亡くなった。証言映像も展示された。

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