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密猟容疑者を拷問・殺害か=WWF協力のレンジャー−独政府調査へ
2019年3月6日 20:43 
発信地:スイス [ 例外 その他 ]
【3月6日 時事通信社】スイス西部グランに本部を置く世界自然保護基金(WWF)が協力していた密猟者を取り締まるレンジャー(保護官)が、密猟容疑者を拷問・殺害した疑惑が報じられ、批判が集まっている。DPA通信は6日、WWFを支援しているドイツ政府が調査に乗り出すと伝えた。

 オンラインメディアのバズフィードが疑惑を報じた。それによると、アフリカやアジア各地で、WWFから給与・物資を支給され、訓練を受けたレンジャーが山刀やムチ代わりのベルトで密猟者と疑われた人々を拷問、性的虐待などを加えたことが確認された。

 具体的には、2006年にネパールのチトワン国立公園で、サイの角を盗んだ疑いで農家の男性が拷問され9日後に死亡。カメルーンでは17年、11歳の少年が両親の目の前で拷問された。「こうした手法は現在まで続いている」という。(c)時事通信社