将来の髪への保険「ヘアバンク」
 イギリスのヘアクローン(HairClone)社は、頭皮から毛包を摘出・保管するというヘアバンクを構想している。

 ヘアバンクに毛包を預けてしまえば、万が一、髪の毛が薄くなってしまっても心配無用だ。培養・増殖させた元気な細胞を移植し、髪の成長を促すことができるからだ。

 こうした類のバンクとしては初となる試みで、ヘアクローン社は「その後の人生の保険」と宣伝している。

不測の事態に備えられる!
 ヘアバンクは、自分自身の毛包をいつでも、在庫切れを気にすることなく利用できるようにするシステムだ。不測の事態への備えとしての保険と呼ばれるのもそのためである。

 ヘアクローン社のメディカルディレクター、ベッサム・ファージョ(Bessam Farjo)博士は、「こうした治療のポイントは、薄くなる髪を若返らせ、必要なだけの毛を再生させることです」と説明する。

 ファージョ博士によると、これまで同じようなシステムが構想されたこともあったが、培養した毛包がすぐに機能を失ってしまうという難点があったのだという。

 ところが、最近の研究によって、毛包の機能を損なうことなく培養・増殖することがついに可能になった。

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https://youtu.be/iPIg2mcDWAc
http://karapaia.com/archives/52271676.html
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