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カトリックが自らの資金で運営してきた孤児院とは18-19世紀に戦災孤児やホームレス、極度の貧困・飢餓状態の子供を保護し収容するために作られたもので
施設ならば死傷率、病死率は下がるため一定の意義はあった

ただ運営には司祭が悪いことをするわけがないという無謬で無邪気な仮説を前提とする
しかし人口の5%程度が幼児性愛の傾向があることを考えると、95%は無害でも5%の害の方が大きく目立つことになる
例えば、児童に権力を振るう立場になったとしても95%の司祭はまったくそういう性癖を持ち合わせないという意味だ

カトリックの孤児院の体制のレポートに目を通した限りでは、20世紀後半以降の社会福祉のスタンダードから
すると、骨董品であり、子育てのプロでない司祭をあてがうという、かなり乱暴なやり方だ

日本では比較的問題が少なかった理由としては、保育士資格規制があるという推測は変える必要はないと考える
司祭の認定をとるためにどれだけ勉強するかは調査不足で知らないが、保育学科を卒業できるほどの時間も暇もあるとは思えない

アメリカでは何の分析もなく18世紀の遺物を継続したということだろうし、戦後間もない孤児院では体制が整ってなかったと想像するが
問題の全貌が分かるのはこれからだろう