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国連最高機関である《国連システム事務局長調整委員会(CEB)》が、
個人的薬物使用および所持の非犯罪化を推進する声明を発表した。

CEBは、国連システムの最高の調整機関である。
事務総長が議長を務め、メンバーは国連の主要な機関の指導者たちである。

《国連システム事務局長調整委員会(CEB)》 18 January 2019
https://www.unsceb.org/CEBPublicFiles/CEB-2018-2-SoD.pdf

国連システムは、《持続可能な開発のための2030アジェンダ》の実現に不可欠な部分である
世界の薬物問題に対処するためにエビデンスに基づいた、そして権利に基づいた、
人間中心の総合的な対応を開発し追求する上で政府を支援する重要な役割を果たす。

・薬物の個人的使用・所持の非犯罪化を含む、適切な有罪判決と罰の代替を促進し、
 量刑比例の原則を促進し、刑務所の過密と、薬物犯罪の容疑者への過剰虐待に対処し、
 効果的な刑事裁判の実施を支援する。恣意的な逮捕および拘禁と拷問を禁止するための
 実際的措置を支援するために対応する。

・人々の健康と人権を脅かす法律、政策、慣行の変更を求める。

・偏見を減らし、差別を排除し、根拠に基づく予防、治療、およびリハビリテーションの
 普遍的な達成を促進する。

・人権に基づく薬物管理を確実にするために協力し、薬物管理努力の文脈において
 深刻な人権侵害の刑罰に対処する。

(以上、抜粋引用、詳細はリンクサイトにて)