高校生が制服をデザイン

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20190319/4020002440.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

岡山市の高校生が環境問題や地域の活性化など、社会のさまざまな問題に対応できるようにと
デザインした学生服が19日にお披露目されました。

この学生服は岡山南高校の服飾デザイン科の2年生が授業の一環としてデザインしたもので、
市内の学生服メーカーに商品企画の提案を行い、今回、実際に製作されました。
学生服はテーマごとに3種類あり、このうち「資源の枯渇」がテーマのセーラー服は
素材に石油の量が少ない繊維が使われているほか、卒業後も冠婚葬祭の際に着ることができるように
襟などの部分がボタンで取り外せるようになっています。

また「地域活性化」をテーマにした学生服では備前市の高校をイメージして
ジャケットに備前焼のような茶色を使っているほか、
「外国人の増加」をテーマにした学生服ではさまざまな国や地域の生徒に対応できるように
肌の露出を避けた丈の長いワンピースを採用したということです。

学生服をデザインした生徒たちの代表を務める高橋来夢さんは
「みんなの意見をまとめるまで時間がかかりましたが、チームで働くことが身につき、
クラスの力が高まったと思います」と話していました。

また、学生服を製作したメーカーの担当者は
「自分たちでは気づかなかった発想に富んでいて感動しました。
今後の制服づくりに取り入れていきたいです」
と話していました。

03/19 19:01