誰にも気付かれず、過去30年で2番目に大きな隕石が地球に落ちていました。ですがそれを見ていたのは……?

BBCが以下のように伝えています。

12月18日の現地時間の昼頃、隕石が32km/sで大気圏に突入してきました。それは7度という急角度でした。

大きさは数mで、地面から25.6kmの高さで爆発し、その衝撃エネルギーは173キロトンにもなりました。

NASAの観測プログラム・マネージャーをしているケリー・ファストさんは「(2013年に墜落した)チェリャビンスクで放たれたエネルギーの40%に相当しますが、ベーリング海の上で起こったことでした。なので同様の効果もなく、報道でも紹介されなかったのです」と話しています。

BBCいわく、この火球は最初、アメリカ空軍が人工衛星によって観測されたことを報告しています。NASAのファストさんは今週、テキサスで行われた50回目の月・惑星科学会議にて、この火球について話をされたとのことでした。

見ていたのは、ひまわり
またオックスフォード大学の気象学者で、人工衛星データの専門家でもあるサイモン・プラウドさんが、日本の人工衛星ひまわりによって観測されたことをツイートしています。

Some colour views of the #meteor that flew over the North Pacific in December 2018, taken by Japan's #Himawari satellite.
The meteor is really clear here - bright orange fireball against the blue + white background!

Background: https://t.co/r403SQxicZ pic.twitter.com/ctNN8zxsXb

- Simon Proud (@simon_sat) 2019年3月18日
日本のひまわりが撮影した、2018年12月に北大西洋に飛来した隕石のカラー写真です。隕石は青と白の背景に対し、明るいオレンジ色の火球となってハッキリ写っています。

怖いのは小さな隕石
NASAは、2020年には地球の周回軌道に浮かぶ、直径140m以上の天体の90%を追跡しようと試みています。しかし問題視しなければいけないのは、それよりもっと小さな隕石です。それらはしょっちゅう落ちてくる上に、今回やチェリャビンスクでの落下もでしたが、いつ落ちてくるのか予測もできません。小さい隕石は地球規模の脅威ではありませんが、人口が多い地域に落ちれば大きな損害や、そこから人的被害も発生する可能性もあります。

全文http://news.livedoor.com/lite/article_detail/16203626/
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