千葉県の私立高校の副校長が、生徒の父親を脅迫した罪で起訴されていたことがわかった。
副校長に千葉地裁は27日、罰金20万円の判決を言い渡した。

「ヤクザになりたかったらいつでも言って。先生全部仲間が幹部だから。いろんな教え子がいるから」。

これは、鴨川市の文理開成高校の副校長・三平稔被告が、男子生徒の父親を脅迫したとされる音声。

男子生徒は、暴行の疑いで退学処分とされたが、その後、暴行がなかったことが判明し、復学を求めた。

これに対して、三平被告は「何だかんだ言ってんじゃねえよ。仲間どこにでも行かすことができるぞ」などと、生徒の父親を脅迫した罪に問われ、「脅迫は行っていない」と無罪を主張していた。

生徒の父親は、「これ以上怒らせると、本当にヤクザを出してくるんじゃないかという気持ちになって、早く電話を切りたい気分。まず子どもを守らないとという気持ちが出てきた」と話した。

千葉地裁は、判決で「教職としてあるまじき行為」と指摘、罰金20万円を言い渡した。

三平被告は、無言で裁判所をあとにした。

学校側は、これまでに取材に応じていない。

FNN 3/27(水) 19:39
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