避難町民、バスから「お花見」 福島・富岡町、桜の名所

 原発事故のため帰還困難区域となっている福島県富岡町の桜の名所
「夜の森」地区で6日、「お花見」用のバスが運行され、避難生活を
続けている町民が、八分咲きとなった桜の風景を車窓から楽しんだ。

 「桜のトンネル」として知られる並木は普段、ほとんどが
立ち入り禁止だが、除染で放射線量が下がったため、
町が東京電力福島第1原発事故後、初めて企画。
バスは、かつて多くの花見客でにぎわった公園などを回った。

 富岡町から福島県いわき市に避難している主婦永野智子さん(76)は
「とてもきれい。毎年ござを敷いて見に来ていた頃が懐かしい」と
話した。


一般社団法人共同通信社(2019/4/6 17:46)
https://this.kiji.is/487161547043390561?c=39546741839462401

「お花見」用バスの車窓から見頃を迎えた桜を楽しむ町民ら
=6日、福島県富岡町夜の森地区
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見頃を迎えた福島県富岡町夜の森地区の桜並木を走る「お花見」用のバス=6日
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