安倍晋三首相は8日午前、東京・元赤坂の東宮御所で皇太子さまと面会した。3月29日以来で今年3回目。新元号が「令和」に決まったことなどを直接報告したとみられる。4月1日の新元号決定後、天皇陛下とは5日に面会している。

 政府は臨時閣議で新元号を令和に決めた直後、杉田和博官房副長官が宮内庁の山本信一郎長官に電話連絡。山本氏が天皇陛下に、西村泰彦次長が皇太子さまに、それぞれ伝えた。

 新元号は将来、皇太子さまの贈り名(追号)になる。首相の支持基盤である保守派は、首相が1日当日に天皇陛下と皇太子さまに直接伝達するよう求めており、これに配慮した側面もあるとみられる

2019/4/8 11:42
共同通信
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