総務省が12日発表した人口推計によると、平成の時代に生まれた人は、昨年10月1日時点で3352万8千人となった。総人口のうち26・5%にとどまり、少子化の影響がうかがえる。来月1日の改元までに出生する子も含めて「令和」時代の高齢化社会を支える世代となる。

 昭和生まれは9151万人で、72・4%を占めた。終戦前後は出生数が激減したものの、2回のベビーブーム(1947〜49年、71〜74年)が押し上げた。明治・大正生まれは計140万5千人で1・1%だった。

 戦後生まれは全体の83・6%に当たる1億574万4千人。前年から82万8千人増えた。

https://www.daily.co.jp/society/human_interest/2019/04/12/0012235632.shtml