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日本でも清和源氏や桓武平氏等の皇室の血を受け継ぐ宗族が下級貴族となり、さらに地下人となっているため日本でも門閥一族では(儒教をルーツとする)宗族という聞き慣れない単語が使われる
本宗・本家の外戚も含み同姓の姻戚が禁じられていない点を除くと門閥一族の実体は父系制宗族に類似するため日本型宗族ということになるが門閥一族に限定された

(儒教をルーツとする)「宗族」と閨閥のハイブリッドは戦前は良く見られるパターンで財閥家一族と皇族、他の名門一族と政財界のエリートとの婚姻は頻繁に行われ、戦後も継続性が見られる

「三従四徳」
昔の中国の女性への教え。
「三従」は従うべき三つのことで、幼い時は父親に従い、嫁いだ後には夫に従い、年老いたら子どもに従うべきであるということ。
「四徳」はいつもの生活で心がけるべき四つのことで、女性としての節操を守ることをいう婦徳、言葉遣いをいう婦言、身だしなみをいう婦容、家事をいう婦功のこと。

https ://ja.wikipedia.org/wiki/父系制
父系制(ふけいせい)とは、父方の血筋による血縁集団を基礎とする社会形態や制度であり、次のような特徴がある。対義語には母系制がある
父方の姓を受け継ぐ(父系出自)
父方の地位を受け継ぐ(父系継承)
父方の財産を相続する(父系相続)

https ://ja.wikipedia.org/wiki/宗族
宗族(そうぞく、しゅうぞく)とは、父系同族集団のこと。古代東アジア法とローマ法に存在した。
隋・唐ではこの結合は弱まったが、唐末に名族と呼ばれた門閥貴族が没落した後、新興地主ができるだけ没落を防ぐため
の相互扶助手段として宗族を強化した。族長のもとに族譜(同族の系図)を有し、宗祠(祖先の神主を安置した建物)を設け、
族産(祭田・義荘など同族の共有財産)をおくものが多く、特に華中・華南に普及した。宗族という言葉や理念は儒教体制が
浸透した朝鮮半島やベトナムにも伝わって、定着している。逆に日本では氏姓社会が比較的維持されたまま、儒教体制を取り
入れたために宗族制は形成されずに中国や朝鮮半島とは異なる儒教観・家族観が形成されることとなる。

https ://kyotofukoh.jp/report704.html
京都の宇多源氏始祖追遠之碑を案内しています。 ... 丘上に「宇多源氏始祖追遠之碑(うたげんじ しそ ついえん の ひ)」が立つ。 宇多源氏の祖とされる ....
同類華族は「宗族会」を組織し、共同して先祖の祭祀などを催した。1878年に『華族類別録』が刊行される。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
宗族
中国の父系親族集団。中国では「異姓不養、同姓不娶(ふしゅ)」というように同姓者間の婚姻が禁じられ、養子も同姓の子の世代の者を迎えるべきとされている。
宗族は、広義にはこの同姓の範囲をさすこともあるが、通常それより狭い、族譜、祖先祭祀(さいし)、族産などをともにし集団としてまとまっている単位を表す。
ただし、海外華僑(かきょう)など同一宗族の人口が少ない場合、異系の同姓者を併合し機能集団をつくることも珍しくない。