●「インターナショナルスクール」理事長が“義務教育期間中は通わせるべきでない”と説く2つのワケ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180816-00545813-shincho-soci&;p=2
8/16(木) 5:56配信   


「東京インターナショナルスクール」の創立者で理事長の坪谷ニュウエル郁子氏

■まずは日本の教育の再認識を

 坪谷さんに限らず、きちんとした理念をもって運営している経営者は、
「インターナショナルスクール=バイリンガル教育」とみられる
昨今の傾向を不満に思うところがあるようだ。

「興味深いデータをアメリカ国務省が公表しています。
世界各国に駐在員を派遣するために、事前にその国の言語を日常会話レベルまで
習得させる速習プログラムがありますが、
英語に近い構造でアメリカ人が習得しやすい言語で、約480時間が必要だそうです。
最も難しい言語に日本語も含まれ、最大で約2760時間必要です。
ということは日本人が英語を学ぶのにも同じだけの時間が必要でしょう。
私の経験則では、日本人がネイティブレベルの英語を身に付けるには、
さらにその倍の時間が必要だと思います
そこまでして『グローバル人材』を育てるのは投資効果が悪すぎます。
今後は自動翻訳機があれば、コミュニケーションツールとしての外国語は不要になります。
もっとほかの学びに時間を割くべきです」