0001プラチナカムイ ★
2019/04/22(月) 08:14:15.18ID:00rUCiCp9創建1200年余の同神社には現在、樹齢500年を超える市文化財指定のスギが4本ある。今回のご神木も指定されていた。倒れた後に宇都宮市内の市場に出され、安藤さんの目に留まった。「年輪も均一で芯が赤く材質に優れている。なぜ神社にあったのか」と驚く。生き残っていた枝を挿し木して、2代にわたって数多く育ててきた。
技術士でもあり木材加工学が専門の安藤さんによると、網目スギは表面が美しく「姫肌」とも言われる。枝が自然に落ち管理も楽で、花もほとんどつけず花粉も少ない。先が細くならず同じ太さで垂直性に優れているため、商品価値も高い。市場では、名古屋の業者が500万円で落札したという。
安藤さんは「研究機関と協力して、エリートスギの増殖と育林の省力化による材質育種に取り組みたい」と語る。いずれ学会で発表したいと意欲をみせる。
今年3月、春の例大祭時に知らせを聞き、苗木を贈られた同神社会会長の斎藤操(さいとうみさお)さん(66)は「そんなに貴重なスギとは思ってもみなかった。大切に育てたい」と苗を見ていた。
下野新聞 4/22(月) 8:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190422-03160803-soon-l09