天童市の男性職員が20日、酒気帯び運転で検挙されていたことがわかった。職員は「運転代行に電話がつながらず、運転してしまった」と話している。

(天童市の謝罪会見)

「信頼を大きく損ねることになってしまった。深くお詫び申し上げる」

酒気帯び運転で検挙されたのは、天童市の上下水道事業所に勤務する29歳の男性技師。20日午前1時ごろ、天童市交り江の県道で、パトロール中の警察車両が陸橋をスピードを上げて走行中の普通乗用車を不審に思い、停止させた。警察が調べたところ、運転していた男性技師の呼気から基準値を超えるアルコールが検出され、その場で検挙した。

男性技師は、同僚3人と午後6時から居酒屋など3軒で飲酒していて、市の聞き取りに対し「河北町の自宅に帰宅しようと運転代行に電話をしたがつながらず、車を運転した」と話している。

(謝罪会見)

「(本人は)電話がつながらずイライラして運転してしまった。市職員としてふさわしくないことをしてしまったと反省している」

天童市は、今後の処分について「行政処分の結果をふまえ、市の懲戒処分審査会で処分を決める」としている。

4月22日 さくらんぼテレビ
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