みずがめ座η流星群5日(日)〜8日(水)の未明以降が観測チャンス

 現在、活動期に入っているみずがめ座η(エータ)流星群。
 活動のピーク(極大)は日本時間5月6日の23時頃と予想されていますが、この流星群は活動が活発な期間が長いのが特徴で、極大の前後数日間はピーク時と同じくらいの流れ星を期待できます。
 みずがめ座η流星群の放射点は昇ってくるのが遅いため、観測は未明〜夜明け前までの短時間に限られますが、5日や8日も観測チャンスとなるため、当日の天気やご都合に合わせて観測するようにしましょう。

(中略)

★活動期間  4月19日(金)〜5月28日(火)★ピーク予想 5月6日(月) 23時頃 
 ハレー彗星街明かりの影響が少なく視界が開けた観測条件がいい場所で観測すると、ピーク時に期待出来る流星数は1時間に10〜15個程度となりそうです。
 みずがめ座η流星群に属する流れ星の速度は約66km/sと流星群の中でも早く、比較的痕が残りやすい流れ星と言われています。
 また、流星群の流れ星は、放射点(※)があるみずがめ座の周辺のみに出現するわけではなく、放射点を中心に四方八方に流れるため、夜空のどこにでも現れます。
 また、出現する確率も同じです。
 今年は月明かりの影響がなく観測の条件はいいので、出来るだけ空全体を広くみるようにしましょう。

 ※流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点で、流星群に属する流れ星はこの点を中心に放射状に流れます。

ウェザーニュース 2019年5月4日 16時0分
http://news.livedoor.com/article/detail/16411224/