>>113
●言われるまではわからないが、言われてみれば、なるほどそうだと思う。

不良たちの縄張りでスーハー呼吸してるバイオ女たちが、モヤシ金持ちへ視線を送る。
彼女たちの考えてることは、モヤシ金持ちを半殺しにして財産を奪うことだ。
生まれたてのヒヨコのようなモヤシ金持ちが、不良の輪から色目をつかう女をだ。
「モヤシ金持ちを半殺しにして財産をせしめること」を考えてるなんて
それに気が付くのも無理な話でね。これには説明に「コツ」がいる。

高校を卒業した女は、異性と接点を持つとき、自意識過剰の弊害があるくらい結婚を考えるお年頃だ。
その女が不良の縄張りに立って色目をつかうだなんて、あなたの身を危険にさらす行為だから、配慮不足でしょ。
ケンカの強い男にとって、女が不良の縄張りにいようがいまいが無問題だ。
ケンカの弱いあなたにとって、女が不良の縄張りにいるかいないかは重大問題だ。
女の側がケンカの弱い男とお友達や恋人になりたがってるのに、あまりにも女の側に配慮がなさ過ぎる。
「女が若いから相手への配慮に欠けるのは大目に見よう」は本番の恋愛だから、厳しく却下。
ケンカの弱い男は、この部分だけ厳格に門前払いする必要があり、ほかのタイプの男性と大きく異なる点だ。
本番の恋愛だから、それは高校を卒業した女の側が責任を持って対処すべき問題だ。
外見は幼くても、彼女たちは子供じゃないんだよ。
責任を持って夫婦になることもできる年齢であるし、人に濡れ衣を着せることができる大人なんだよ。

言われるまではわからないが、言われてみれば、確かに、高校卒業年齢のわりには、気か利かない娘だと思う。
バイオ女は手先が器用で、教授のバイオ実験を無賃代行するので、教授の次に発言力が強い。
不良の縄張りから色目をつかう彼女たちが、高校卒業年齢であることから、いかがわしいことにやっとわかる。
彼女たちは高校を卒業してるのに、気か利かない女だと門前払いする。

故人の落語家の桂歌丸は、田舎者の人間関係トラブルを田舎娘で実の母の姿から一言で「気が利かない」と言ってた。
接客業の娼館経営の祖母と母は折り合いが悪く、母の夫は他界していたので、かわいそうに実家へ帰ったらしいと。