白血病闘病中の池江璃花子選手 あすからHP開設へ
2019年5月7日 16時00分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190507/k10011907651000.html

白血病の治療を続けている競泳の18歳、池江璃花子選手のホームページが8日、新たに開設され、池江選手からのメッセージなどが掲載されることになりました。
競泳女子100メートルバタフライなどの日本記録を持つ池江選手はことし2月に白血病と診断されたことを公表し、現在は治療を続けています。

池江選手が所属するマネジメント会社によりますと、8日午前11時に池江選手のホームページを開設する予定で、池江選手のメッセージなどを掲載するほか、池江選手に送る応援メッセージも受け付けるということです。ホームページのアドレスは8日、公表するとしています。

池江選手はこれまでツイッターなど自身のSNSを通じて病気と闘う心境や厳しい治療に取り組んでいる様子などを発信し、東京オリンピックの開幕まで500日となったことし3月には「まだまだ諦めないぞー!!」と投稿していました。

マネジメント会社によりますと、今後、池江選手はこのホームページを中心にメッセージなどを発信していくということです。
豪州合宿を切り上げて帰国 白血病と診断
池江選手はことし1月からのオーストラリアでの合宿中に体調不良を訴えて予定を早めて2月8日に帰国し、その日のうちに白血病と診断されました。

そして2月12日に自身のツイッターで白血病と診断されたことを公表し、「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です」と心境をつづり、そのうえで翌日再びツイッターを更新し「神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています。焦らず、周りの方々に支えて頂きながら戦っていきたいと思います」と闘病に向けた決意を示していました。

白血病には急性か、慢性かなど、さまざまなタイプがあり、池江選手は詳しい診断名や治療計画などについては明らかにしていませんが、その後3月6日に更新したツイッターでは「思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです。三日間以上ご飯も食べれてない日が続いてます。でも負けたくない」と厳しい治療に取り組んでいることをうかがわせていました。

3月13日に「東京オリンピックまで499日まだまだ諦めないぞー!!」と再び投稿したあとはツイッターを更新していません。

また先月には所属マネジメント会社から池江選手が日本大学のスポーツ科学部に入学し、水泳部に入部したことが報告されました。