同性愛の動物たち




メスのゾウに攻撃的な態度を取る一方でオスのゾウに愛情を示していた、同じくオスで10歳のアフリカゾウ、ニーニョ。

ニーニョを飼育していたポーランドの動物園がこのことを公表すると、法と正義党(Law and Justice Party)のマイケル・ジェシ氏が
「我々は、同性愛のゾウが住むために、ヨーロッパ最大のゾウの家を建てる資金を払ったわけではない」と抗議、他の動物園に移されてしまうのです。

ゾウの10歳はまだこどもであり、性的に大人と言えるのは14歳頃だそう。
また、オスどうしのキスや絡み合いはよくあること、群れから離れたオスは社会を築くために同性と「交際」することがあることが分かっています。

ニーニョは暴れん坊のトラブルメーカーでもあったため、今は他のゾウと離れた場所で過ごしているそうですが、
同性愛を理由に追い出してしまうのは悲しいことですよね。この差別的な“事件”は動物たちの同性愛を考えるきっかけのひとつとなりました。

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