21日夜、JR常磐線の上り線で特急電車が停車予定だった千葉県柏市の駅を通り過ぎるトラブルがありました。運転士は停車する駅を忘れていたと話しているということです。

JR東日本によりますと21日午後8時前、JR常磐線の上りの特急電車が停車する予定だった千葉県柏市の柏駅を通過するミスがありました。

運転士は、およそ1分後にミスに気付き電車を停止させましたが、停車駅を2キロほど通り過ぎていたということです。

このため、柏駅で降りる予定だった乗客およそ80人には次の松戸駅で降りて柏駅に向かう別の電車に乗り換えてもらうなどしたということです。

柏駅から特急電車に乗る乗客はいなかったということです。

電車を運転していた50代の男性運転士は「柏駅に停車することを忘れていた」と話しているということです。

JR東日本は「お客様にご迷惑をおかけして申し訳ございません。乗務員の指導を徹底して再発防止に努めたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190522/k10011924401000.html